前略mixi世代

多分人生変わります

リア充男と卑屈女

 

私はまぁまぁ卑屈です。

 

Instagramにあがっている、友人のBBQや女子会の投稿を眺めては

リア充アピール乙)

と思っているタチです。

ならインスタ見るなよ、っていう

言葉は飲み込んでください。

 

私の中にそんな生活を送っている友人達に

羨ましいという気持ちがあるんです。

 

学生時代からそうでした。

髪の毛をコーンロウやお団子にアレンジして

全力で楽しむキラキラ集団が羨ましかった。

私はそんなグループには入れない。

全力で行事を楽しみたいくせに

私の周りにいる友人達のテンションに合わせて

「だるー、めんどくさー」って言いながら

淡々と競技をこなしていました。

楽しみたい<恥ずかしい

となってしまうんです。

根が負けず嫌いだから競技に入ると全力投球するのだけど…

 

そんなめんどくさい自我と戦いながら成長すると

こんな風に自意識過剰な卑屈アラサーが出来上がってしまうんです。

 

彼はInstagramtiktokはやりたいけど

アカウントすら作っていないそうです。

 

なんで?と尋ねると

『いいね!を1つでも多く集めたいから

こだわっていい写真撮って

完璧にやりたいんだよ。でもそんな時間ないしさ〜。

めちゃくちゃやりたいんだよ〜。』

とのことでした。

 

私は彼に驚きと感心。

いいねを集めるために全力投球することを包み隠さずに言える。

すごい。

多分私だったら、「なんとなく、みんなやってるから」と誤魔化してしまいますね。

その証拠に、インスタのアカウントを持っている私の投稿は2年ほど前から止まっています。

一時期、友達と遊んだり旅行に行くたびに投稿していたんです。

でも、いつの日か「私を見て!!」と言っている気がして

見ているみんなにそう思われてる気がして

恥ずかしくなってしまってストップしました。自意識過剰。

 

彼は出会った時から

リア充な生活に自己満足しているとおっしゃておりました。

たしかに仕事も学生時代キラキラした生活をしていた人が集まりそうな業界。

『真逆の世界に生きる人だな』と思ったもんです。

今でも思いますけどね。

でもそっちの方が人生を楽しめるんだろうなって思います。

こっちの生活も楽しくないわけではありません。

本を読んだり、ラジオを聴いたり、ジョギングしたり…

楽しいけど基本一人だなって

孤独感に襲われたりします。

斜めに見ている自分に嫌気がさしたりします。

 

とりあえず、彼のあの空気をできる限り

吸い取っていきたいと思います。